健康をつくる実験
大腸がんから12年。健康診断を、受けて終わりにしない。
2014年、26歳で大腸がんになりました。
がんになる前も、会社の健康診断は受けていました。
でも、結果を気にしていたかというと、そうではありません。
それから12年。
今は、健康診断の結果を、自分の生活を考えるきっかけにしています。
結果に問題がなく、気にしていなかった
当時受けていたのは、会社で用意されている最低限の健康診断でした。
20代だった僕の感覚では、検査項目は少なく、簡易的なものに感じていました。
結果も、特に問題なし。
だから、気にしていませんでした。
健康診断を受けてはいたけれど、その結果から自分の身体や生活について考えることは、あまりなかったんです。
今は、気になる数値を調べる
今は、基準の範囲を超えている数値があれば、それが何を表しているのか調べます。
まず、理解すること。
そのうえで、生活習慣の中で改善できることはないか、意識するようにしています。
結果を見て終わりではなく、自分の暮らしにつなげる。
これが、以前の僕との違いです。
がんサロンで聞く、発見のきっかけ
がんサロンで、皆さんの話を聞く機会があります。
僕が話を聞いた範囲では、健康診断などをきっかけに、がんが見つかったという方がほとんどでした。
これは、僕が出会った方々の話であって、がん患者全体の割合を示すものではありません。
でも、その話を聞くたびに、日頃のチェックの大切さを感じます。
がんは、早い段階で見つかることで、治療がより軽く済む場合もあります。
僕自身は、下痢と腹痛が悪化して、仕事中に立てないほど痛くなってから病院へ行きました。
だからこそ、自分の身体を確認する機会を、後回しにしたくないと思っています。
自分の時間とお金を、大切にするために
健康診断や人間ドックには、時間もお金もかかります。
でも、今の僕は、それを「もったいない時間」とは思っていません。
これからの自分の時間やお金を、大切にするための機会だと考えています。
もちろん、早く見つかれば必ず治療費が安くなる、短い期間で治る、ということではありません。病気や状態によって違います。
それでも、身体の変化に気づく機会を持つことは、大切にしたい。
健康診断を受ける。
結果を読む。
気になることを、そのままにしない。
大腸がんから12年が経った今、僕はそんなふうに、自分の身体と向き合っています。
※この記事は、僕自身の体験と考えです。健康診断とがん検診は目的や検査項目が異なり、健康診断だけですべてのがんが分かるわけではありません。気になる症状がある場合は、次の健診・検診を待たずに医療機関へ相談してください。再検査や精密検査を勧められた場合も、生活習慣の見直しだけで済ませず、案内に沿って受診してください。